オモイ

 

幻はいつかは消えてしまうもの

そんなこと十分わかっていたはずなのに

温もりに触れるとソレがなくなるのが恐くなる

アナタが温かすぎるから…………

どんなに望んでもいつかは消えてしまう幻

どんなにアナタを追いかけても

どんどんアナタの背中は小さくなっていく

「置いて行かないで」そんな気持ちをよそに

笑顔でいつか戻るアナタを待っている

それが私にできること

消えれば戻らないことは知っている

短いあいだでも 長い間でも

決められた時間を変えることは難しい

一日一日時は過ぎていく

水が流れるように過ぎていく

土砂降りに降る雨に打たれながら

己からあふれる水を覆い隠し

いつでも笑顔でアナタを待っていよう

私はいつでもココにいる

どんなに月日が流れても

ココでアナタを待っていたい

 

これは……おそらく中学のときに書いたものです。
大切なものを失ってしまったときに書いたものを
高校生になった私が「今」の「オモイ」として多少訂正加筆して書かせて
いただきました。

温もりはいつも、私が願えば願うほどすぐに消えてしまっていました。
そのうちに私は温もりを得ることを苦痛に感じ
自ら他人と深く関わることをやめていたました。
消えてしまうのが辛くて……失うのが哀しくて……
独りで良いと思っていました。
他の人が幸せでいられるなら、私は独りで良いと。
もう、二度と戻らないとわかっているのに
いつか会えるかもしれないと
いつか会えたときに笑顔であいたいと思って……

これから先も「出会い」と「別れ」が交互にくるんだと思います
そのすべてに、最初と最後はすべて「笑顔」でいたいです。
無情に過ぎていくときの中で私にできることは
その時々を良い思い出として、過ごせるようにするだけです。
「今を大切」にしていっていたら、おのずと
すべてが良い思い出になるのかもしれません。

笑顔で待っているだけでは飽きてしまい、
たまには追いかけているかもしれないけれど、
いつでも笑顔で会えれば良い。

 

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