冬の花

 

真冬の何もない荒れたバショに

小さな小さな花が咲いた

あなたが一緒に育ててくれた

小さな小さな花が

あなたに逢えて本当に嬉しかった

冬以外の訪れがなかったこのバショに少しずつ

雪解けの季節の足音が聞こえてきた

冷たい地面に小さな花が咲いた

冬の寒さのなか温かそうに咲いたよ

 

どんなに辛いことがあって潰れてしまっても
いつかは立ち上がらないといけないですよね……。
何が辛いって、私はそれが一番辛い気がします。
でも、もし潰れてしまって、粉々に砕けてしまって
何もなくなってしまった心にも実は
目に見えない肥料が蒔かれていたりもします。
それは、貴方一人で蒔いた肥料かもしれませんし、
誰かがこっそり蒔いてくれていたものかもしれません。
でも、立ち上がるとき、誰かが居てくれると、
独りじゃないと認識できると、
心には温かい小さな花が咲くんじゃないかと思うんです。
そしたら、いつの間にか多くの人の笑顔とかに支えられて、
また、歩いていけるようになっていっているのではないかと。
何となく、そう思ってしまいます。

 

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